“Nスぺ主演”の半グレリーダーが高級クラブでやりたい放題

コイツら、やりたい放題だ。

大阪・ミナミの高級クラブでホステスに性的暴行を加え、わいせつな行為をさせたとして、元格闘家でミナミを拠点とする半グレ集団「拳月グループ」のリーダー、「奄美の狂犬」こと相良正幸容疑者(35)が25日、強制性交の疑いで府警捜査4課に逮捕された。

相良容疑者は鹿児島県奄美大島出身で、「拳月」のリングネームでKー1に出場した過去もある。その後、半グレのリーダーとして名を馳せ、7月27日放送のNHKスペシャル「半グレ 反社会勢力の実像」では「ミナミの顔」として取り上げられ、界隈でその存在を知らない者はいないほどになった。

23日夜、相良容疑者ら4、5人の半グレ集団ご一行は一杯ひっかけてからミナミの高級クラブに入店。若いホステスたちをソファにはべらせ、我が物顔でバカ騒ぎをし、横に座った20代のホステスの体を触るなど暴走を始め、次第にエスカレートしていった。

23時30分ごろ、トイレに行くために席を立った相良容疑者は、先ほどまで席についていた20代のホステスの手を掴み、強引にトイレの個室に連れ込んだ。そして胸を揉み、下着をずらし、強引に指を突っ込むと、自らズボンとパンツを下ろして性器をしゃぶらせた。力で押さえつけられたホステスは必死に抵抗を試み、辛くも挿入だけは免れ、トイレから逃げ出し、翌24日、警察に届け出た。

■3回逮捕の「テポドン」に続き

「ヤクザもんらややこしい連中が多い場所柄やさかい、そういった客には慣れとるはずやねんけど、店側もよう注意せんかったようや。ヘタに文句言おうものなら、何されるか分からへんからな。ホンマ、あいつらふんぞり返って、『オレら何でもできるんや』いうて勘違いしとるわ」(捜査事情通)

相良容疑者とともに「NHKスペシャル」に出演した「テポドン」ことナンバー2の籠池勇介容疑者(32)は、番組内で仲間からのメッセージを紹介し、「(SNSで)憧れてます。好きですとか格好いいですというのもありますし、仲間になりたいですとかも正直あります」と語っていたが、番組放送以降、さらに増長したのか、監禁傷害などの疑いで3回逮捕されている。

相良容疑者も保険金をダマし取った詐欺罪で実刑判決が出され、控訴中の身でありながら、「有名人」である自分の言うことなら誰でも従うと思っていたとしたら「ただのアホ」としか言いようがない。付け上がらせたNHKにも責任がある。

また新たな被害者が生まれてしまった。