知人採取の毒キノコ、ラーメンに入れる…嘔吐や腹痛

山形県は29日、同県鶴岡市内の家族3人が毒キノコのツキヨタケを誤って食べて、食中毒になったと発表した。
県内での毒キノコによる食中毒は今シーズン初。3人とも現在は回復している。
発表によると、家族は28日、知人が採取したキノコを「ムキタケ」としてもらい、午後5時半頃に肉と一緒にいためてラーメンに入れて食べたところ、約3時間後に嘔吐(おうと)や腹痛などを発症した。
同県内のキノコ中毒はほとんどがツキヨタケといい、県食品安全衛生課は、不安を感じるキノコは採らず、安易にお裾分けをしないよう、注意を呼びかけている。