教科書の販売などを手掛ける山形県教科書供給所(山形市)は、県内の名所や名物を紹介するノート「やまがた学習帳」を刊行した。「ジャポニカ学習帳」を手掛けるショウワノートとの連携による企画で、児童らが県の魅力や歴史文化への理解を深められる内容となっている。
やまがた学習帳は32ページの5ミリ方眼紙B5判ノートで、自然、食べ物、祭り、歴史をテーマとした全4種類あり、それぞれ蔵王の樹氷、サクランボ、新庄まつり、羽黒山五重塔の写真を表紙としている。裏面を合わせて4ページにわたり各テーマに沿った特産物や文化遺産を詳しく紹介している。価格は240円(税抜き)で、10月から県内の書店や文具店などで発売している。
山形県教科書供給所の五十嵐勇大社長は「山形の魅力を日々使うノートで気軽に知ってほしい」と話す。ノートを手に取った吉村美栄子知事も「親しみやすさがあってすごくいい」とご機嫌だった。