首相「任命したのは私、責任を痛感」…法相辞任

安倍首相は31日午前、河井克行法相(56)の辞表を受理し、後任に森雅子・元少子化相(55)を充てることを発表した。首相は「河井氏を法相に任命したのは私だ。こうした結果となり、その責任を痛感をしている。国民の皆様に深く、心からおわびを申し上げたい」と陳謝した。首相官邸で記者団に語った。
9月の内閣改造から1か月余りで、菅原一秀・前経産相に続き2人目の閣僚辞任となった。首相は、閣僚の辞任が相次いでいることについて、「厳しいご批判があることは真摯に受け止めなければならない。国民の信頼を回復をして、しっかりと行政を前に進めていくことにおいて責任を果たしていきたい」と述べた。