愛媛大学、昨年の合格者番号を誤って掲示

愛媛大は31日、30日に行われた法文学部3年次編入学試験の合格発表で、誤って昨年度の合格者の受験番号を約3時間半にわたり掲示するミスがあったと発表した。本来の合格者21人の番号が掲示されず、不合格者17人の番号が掲示された。
合格発表は掲示板による発表のみでウェブサイトでの発表はない。掲示を誤った受験者には個別に電話で謝罪しているという。
同大によると、合格発表は午前10時から学部玄関に掲示。外部からの指摘を受け、ミスが判明した。職員が合格者番号を印刷する際に誤り、昨年度の番号を印刷していた。
同大は「厳正な実施を求められる入試業務において、受験者並びに関係者に多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわびする。今後は再発防止のために対策する」とコメントした。【遠藤龍】