女性宅に侵入、下着窃盗容疑の巡査長を懲戒免職

盗撮容疑で7月に逮捕され、その後釈放された北海道警自動車警ら隊の20代の男性巡査長について、道警は30日、窃盗や住居侵入などの容疑で追送検し、懲戒免職処分にしたと発表した。いずれも容疑を認めているという。
巡査長は7月16日夜、札幌市中央区の商業施設で10代女性のスカート内にカメラを差し向けたとして、札幌中央署が道迷惑防止条例違反容疑で逮捕。その後の調べで、10代の女性3人のスカート内にカメラを差し向けて下着を撮影していたことが判明したほか、胆振地方に住む女性宅に侵入して下着2点を盗んだという。
道警の尾辻英一監察官室長は「被害者、道民の皆様に深くおわび申し上げる。職員の指導・監督をさらに徹底し、再発防止に努める」とコメントした。【源馬のぞみ】