首里城を管理する「沖縄美(ちゅ)ら島財団」は2日、耐火性収蔵庫に保管していた収蔵品約1100点は焼失していなかったと発表した。ただ火災の熱や消火活動で傷んでいる可能性があり、専門家を交えて状態確認を進める。
火災では、首里城の収蔵品約1500点のうち、全焼した正殿などにあった約400点が焼失。沖縄県指定の文化財3点を含め、2カ所の耐火性収蔵庫に保管していた残りの収蔵品は、防火扉が火災でゆがむなどしたため無事かどうか分かっていなかった。財団によると、2日に内部を確認し、少なくとも焼失は免れていた。【中里顕】