「沖縄の魂を復活させたい」 首里城焼失 福岡で再建支援募金始まる

沖縄のシンボル、首里城が焼失したことを受けて、福岡市博多区上川端町にある沖縄のアンテナショップ「わした博多店」は1日、福岡沖縄県人会と共同で「首里城再建支援募金箱」を設置した。年内いっぱい設ける予定。
県人会の相談役で石垣島出身の西表宏さん(68)=博多区=は10月31日午前6時前、沖縄の友人から「首里城が燃えているぞ」と連絡を受け、テレビで焼け落ちる姿を見て言葉を失った。福岡の友人から次々に励ましの電話が入り「再建のために何かできないか」と応援する声に動かされ募金箱設置を決めた。
西表さんは1973年から1年間、復元前の首里城跡にあった琉球大に研究生として通っていたという。「沖縄の魂が詰まった首里城が復元したときはうれしかった。燃えてしまった沖縄の魂を復活させたい」と話す。
募金箱は首里城のイラストを貼って手作りした。買い物で店を訪れた人は「映像を見て涙が出た」「沖縄の人のショックは計り知れない」と募金に応じ、店には首里城のポストカードが欲しいという人からの問い合わせの電話もあるという。
海老名浩之店長(49)は「一日でも早く募金活動をという気持ちで始めた。沖縄を思うみなさんの気持ちがうれしい」と話している。【末永麻裕】