岐阜市立中学3年の男子生徒(14)が7月、いじめを苦に自殺したとみられる問題で、自殺までの約1か月間に男子生徒へのいじめ行為が急増していたことが、市教育委員会の第三者組織「いじめ問題対策委員会」の調査でわかった。
1日の会合終了後、第三者委の橋本治委員長(元岐阜大教授)が明らかにした。
第三者委はこの日の会合で、全校アンケートでいじめ行為を直接見聞きしたと回答した在校生53人から聞き取った〈1〉給食時の嫌がらせ行為〈2〉金銭要求〈3〉たたかれるなどの暴力――など約30件の情報を事実と認定。女子生徒が5月末、担任教諭に手紙で男子生徒のいじめ被害を訴えて以降、自殺までの約1か月間にその大半が集中していたという。
担任は手紙を受け取った後、給食時の嫌がらせ行為を「給食マナーの問題」と判断し、加害生徒2人を指導。第三者委はその後にいじめ行為が増えたこととの因果関係を調べる。