即位パレード沿道ほぼ全域に観覧用ブース 40カ所で手荷物検査

天皇陛下の即位に伴って10日に東京都心で行われるパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」について、警視庁は5日、当日は沿道の29地点40カ所に手荷物検査所を設けると発表した。皇居周辺では警備が強化され、大規模な交通規制も敷かれるため、余裕を持って出かけるよう呼びかけた。
パレードで車列が通るのは皇居から赤坂御所(東京都港区)までの約4・6キロで、天皇、皇后両陛下は午後3時ごろにオープンカーで皇居を出発される。
警視庁は沿道のほぼ全域に鉄柵などで囲われた観覧用ブースを設置する。ブースの入り口に検査所を設置し、パレードを見に来た人のかばんなど手荷物を確認するほかボディーチェックを実施する。事前の場所取りなどはできず、沿道から外れると再び検査を受ける必要がある。混雑すると検査所を閉鎖するため、沿道に立ち入ることができなくなるという。
また、沿道にある地下鉄の駅出入り口は、午前7時ごろから一部を一方通行にするなど利用が制限される。パレードコースに出入り口が面した建物では、警察官が持ち物を検査することにしている。
周辺では大幅に交通規制が行われる。一般道は午前7時ごろ~午後4時半ごろ、コースの近くが車両通行止めになる。高速道路も午後1時半~4時ごろ、都心環状線や首都高4号新宿線の一部が通れなくなる。
警視庁は警備のため、重要施設周辺に短機関銃を携行した緊急時初動対応部隊(ERT)を増強配置するほか、車両検問や無人航空機(ドローン)対策などを強化する。【金森崇之】