豊野中が授業を再開 「みんなの明るい声が聞け安心」 長野市

台風19号の影響で休校していた長野市立豊野中(同市豊野町豊野)で6日、1、2年生の授業が再開し、市内全校の休校が解消した。3年生は10月29日から市立長野中・高の教室を借りて授業を再開していたが11日には豊野中に戻り、通常の学校生活が再開する。
豊野中は千曲川の堤防決壊などで浸水被害を受け、電気はいまだ戻っておらず、1階の教室なども使えないため現在も復旧作業が進められている。校舎の2階と3階は無事だったが、1階は床上1・5メートル浸水した。10月下旬に発電機が届き、授業が可能になった。
この日、豊野中の生徒161人が運動着姿で登校。体育館では体育の授業を受けた生徒たちが活発に体を動かしていた。2年の女子生徒は「被災した同級生もいて、みんなの明るい声が聞けて安心した」と喜んでいた。
林理恵校長(56)は「大変な思いをしている子どももおり、心のケアをしていきたい」と話す。また同校では1日に水害を想定した災害訓練を実施する予定だった。林校長は「年内は難しいが、落ち着いたらこの地域の地形の特徴や歴史を学ぶ機会を作りたい」と話していた。【ガン・クリスティーナ】