1歳男児エアガン傷害の両親、兄への虐待疑いで過去に通報受ける

福岡県田川市で昨年11月、1歳男児がエアガンで撃たれ大けがをし、その後死亡した事件で、傷害容疑で逮捕された両親が男児の兄を虐待しているのではないかという通報が、同年に児童相談所へ寄せられていたことが7日、児相への取材で分かった。児相は自宅を訪問したが、「壁にぶつかった」という母親の説明を受け、一時保護などはしていなかった。
県警は、父親の常慶雅則(24)、母親の藍(24)両容疑者が、けがの直後に肺炎で死亡した三男唯雅ちゃんに日常的に暴行を加えていた疑いがあるとみて捜査。同居のきょうだいへの虐待の有無も慎重に調べている。
県田川児相によると昨年1月、当時3歳だった長男の頬が腫れているとの通報があり、その日のうちに職員が自宅を訪問した。藍容疑者は「走り回って壁にぶつかった」と説明し、長男の頬も赤く腫れた程度だったため虐待とは断定せず、保護しなかった。同年5月に藍容疑者と長男が児相を訪れた際も、異常は確認されなかったという。