7月の参院選で初当選した筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後(ふなご)靖彦参院議員(62)=れいわ新選組=が7日、参院文教科学委員会で初の質疑に臨んだ。参院によると、発語が困難な議員が国会で質疑するのは初めて。
舩後氏は介助者と秘書を伴い、車椅子のまま委員会室の議席に着いた。パソコンに入力した文字情報を音声に変える機器を使って発言し、その後、秘書が代読した。
舩後氏は、41歳でALSを発症した経験を交えながら「強く生きようとする意志を持てば、私が国会議員になれたように自らの夢、目標を実現できる。幸せを感じ、生きることができる」と語った。障害の有無にかかわらず一緒に学ぶ「インクルーシブ教育」を中心に質問。政府側答弁への追加質問の際、舩後氏が視線で指し示す文字盤を使って、質問内容を秘書に伝える時間は、質問時間に含めないよう配慮された。【古川宗】