泣く女児の首、2度絞める=弁護側は計画性否定―新潟小2殺害、冒頭陳述

新潟女児殺害事件の初公判で、検察側は小林遼被告(25)が女児の首を2度にわたって絞め、発覚を防ごうと隠蔽(いんぺい)工作を繰り返していたことを明らかにした。一方、弁護側は殺意や計画性はなかったと訴え、争う構えを見せた。
検察側の冒頭陳述によると、衝突されて車内に連れ込まれた女児は「頭が痛い」「お母さんに連絡したい」と泣いたが、被告は黙らせるため首を絞めて気絶させた。意識を取り戻して大声で泣き始めると、再び首を5分以上絞めて殺害したという。
当日の朝、無断欠勤した被告はスマートフォンの位置情報が記録されないよう操作。色の違うズボンを重ねてはき、検察側は目撃された場合に備えつつ、小学生を物色していたと指摘した。
殺害後はスマホで「死体処理」やJRの時刻表を検索し、遺体を線路上に放置。帰宅後は車を洗浄したほか、スマホの情報も消去したとし「被害者を人ではなく物のように扱った」と非難した。
弁護側は車を女児に衝突させて連れ去り、2度にわたり首を絞めたことや遺体を線路に置いた事実は認めた。一方で、被告に殺意はなく、首を絞めた際にわいせつの意図はなかったと反論。「(被告は)取り返しのつかないことをしたと反省している」と訴えた。