「自分の小説盗まれ火つけた」青葉容疑者が供述

「京都アニメーション」第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、入院中の青葉真司容疑者(41)(殺人容疑などで逮捕状)が、京都府警の事情聴取に容疑を大筋で認め、「多くの負傷者を出せそうと思い、一番多くの人が働く第1スタジオを狙った」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。「自分の小説を盗まれたから火をつけた」とも説明しており、府警は一方的に恨みを募らせたとみている。
府警は青葉容疑者の回復を待って逮捕する方針だが、自力で立てない状態で、逮捕まで時間がかかる見通し。
捜査関係者によると、事情聴取は大阪府内の病院の病室で8日、約1時間にわたって行われた。青葉容疑者はかばんに複数の包丁を入れた理由については「邪魔をする人がいたら襲うつもりだった」とし、「どうせ死刑になる」とも語ったという。
同社の小説などの公募には青葉容疑者と同姓同名の人物から応募があったが、同社は「これまで制作された作品と同一、類似の点はないと確信している」としている。
一方、京都弁護士会は11日、青葉容疑者に当番弁護士を派遣することを決め、府警と京都地検に入院先を明らかにするよう要請した。