農林水産省は11日、家畜伝染病「豚コレラ」の呼び方を「CSF」に変更したと明らかにした。CSFは英語の「classical swine fever(古典的な豚の熱病)」の頭文字。「豚コレラ」は人がかかるコレラと混同されて風評被害を起こしかねないため、国際的に使われている名称に切り替えた。
江藤拓農相が豚コレラ防疫対策本部の会議で述べた。農水省は「コレラという言葉が、人の健康に影響を与えると連想させる」(動物衛生課)と説明した。豚コレラは人には感染せず、食べても無害だ。発熱して死に至る症状が人がかかるコレラ菌によるコレラに似ており、かつて米国で豚コレラと呼ばれたため、日本でも定着した。【神崎修一】