“雅子さま流”華やかフリル 沿道には恩師の姿も

10日に行われた「祝賀御列の儀」では雅子さまの装いにも注目が集まりました。ドレスの上に羽織ったジャケットには、ご成婚時のパレードのドレスとある共通点がありました。

10日、祝賀御列の儀に臨まれた天皇皇后両陛下。燕尾服姿で沿道に手を振られる陛下の横で同じく笑顔で手を振る皇后・雅子さま。その表情を彩るのは、明治天皇の時代から皇后に代々受け継がれるティアラとジャケットの襟に付いた大きく立体的なフリルでした。

1993年のご成婚のパレードでも雅子さまの襟元には大きなフリルが付いていました。26年前と今回、同じように雅子さまの襟元を飾ったフリルですが、一方で年齢を重ねられたことによる違いもあると専門家は言います。

皇室のファッションに詳しいファッション評論家・石原裕子さん:「ご成婚の時は花びらも大きくて、中にはゴールドもあって、花にうずもれたような感じで。きのうなんですけれども、形もかなり小さくなって花びら(フリル)の輝きも非常にマットで落ち着いた感じ。全体の雰囲気も長袖で風格と威厳を感じるような感じでした」

パレードのなか、沿道の人波が一度、途切れる場所では両陛下が言葉を交わした後、雅子さまがハンカチで目元を拭われる場面もありました。込み上げる思いは沿道で見守る人々にも。

花を手にパレードを待つこの男性は、雅子さまの母校の恩師でソフトボール部の顧問も務めた伊藤修文さん(71)です。結婚後、雅子さまがソフトボール部の同窓会に顔を出された際には…。

雅子さまの恩師・伊藤修文さん:「あの時、何十年ぶりでキャッチボールをしてうれしかったですよね。教師っていうのはやっぱり幸せだなと思いましたね」

その後、伊藤さんに陛下から、帰ってきた雅子さまが大変楽しかったと話していたとお言葉があったといいます。両陛下が様々な感情を共有されていることに、伊藤さんは気持ちがいっぱいになったといいます。伊藤さんをはじめ、様々な人の思いのなか、即位を祝う4.6キロ、30分のパレードは終了しました。