はやぶさ2、13日帰還の途に リュウグウ滞在1年5カ月

萩生田光一文部科学相は12日、閣議後の記者会見で、探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウを13日に出発し、地球への帰還の途に就くと発表した。はやぶさ2のリュウグウ滞在期間は約1年5カ月に及び、その間にリュウグウへ2回着陸し、リュウグウの物質の採取に成功したとみられている。順調にいけば、来年末にリュウグウの「お宝」が地球へ戻ってくることになる。
はやぶさ2は13日、化学エンジンを噴射してリュウグウから遠ざかる方向へ移動を開始する。その後、主エンジンであるイオンエンジンを本格的に稼働させ、地球へ向かう。はやぶさ2がイオンエンジンを本格的に使うのは、昨年6月にリュウグウに到着して以来となるため、エンジンがきちんと動くかが帰還のカギを握る。カプセルは、先代の探査機「はやぶさ」のときと同じオーストラリア南部の砂漠地帯、ウーメラ近郊に戻ってくる。はやぶさ2はカプセル分離後、機体が正常であれば次の探査へ向かう計画だ。【永山悦子】