ラグビーW杯、京都の観光業にも恩恵 英国人宿泊者は8割増

ラグビー・ワールドカップ(W杯)を観戦に訪れた多くの外国人観光客が、試合会場やキャンプ地ではなかった京都市の観光にも恩恵をもたらしたとみられることが、京都市観光協会が発表した今年9月の宿泊状況調査で明らかになった。
市内のホテルの客室数の約4割をカバーする58ホテル・1万2567室で調査した。
W杯にイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド(北部のみ英国領)の4チームが出場した英国は延べ宿泊人数が約1万6000人で、前年同月比で79・2%増。外国人宿泊客に占める割合は5・9%で、9月としては2014年の調査開始以来の最高値となった。
他のW杯出場国も前年同月比でフランスが40・6%、豪州が12・7%、ロシアが47・3%、南アフリカ、ナミビアが出場したアフリカ全体で165・1%、それぞれ宿泊人数が増えた。W杯は9月20日に開幕した。ほぼ1カ月間を通して試合があった10月の調査結果も注目される。
また、外国人宿泊客の比率は46・3%で9月としての最高値を更新。その他、アジアでは韓国が関係悪化でほぼ半減した一方、中国が73・1%、台湾が47・8%増えた。【矢倉健次】