ラグビーワールドカップ(W杯)観戦のため来日していた英国人男性をバーに連れ込み、暴行して現金を要求したとして、警視庁組織犯罪対策2課は14日までに、強盗未遂容疑で、このバーを経営するバングラデシュ国籍のホッセン・リアット容疑者(39)と中国籍で職業不詳の周夢韻容疑者(24)ら男女3人を逮捕した。いずれも「覚えていない」などと容疑を否認しているという。
逮捕容疑は9月26日、東京都港区六本木のバーで、男性に対し、既にクレジットカードで決済を済ませているのに現金を要求し、顔を殴るなど暴行した疑い。
同課によると、男性はマッチングアプリで知り合った周容疑者に連れられバーへ来店し、強い酒を飲まされ酩酊(めいてい)。ホッセン容疑者が男性のカードを使って約93万円を無断で支払い、さらに現金を要求し暴行を加えたとされる。