漂着ごみ発生源探せ 阪南大と和歌山市 友ケ島で調査

和歌山市と阪南大(大阪府)は12、13日の両日、同市加太と無人島の友ケ島の海岸に漂着するごみを調査した。今後、発生源を特定し、対策につなげることが目的だ。
同大経済学部の千葉知世准教授(環境政策)と学生6人が12日、友ケ島を訪れた。島の南北の海岸2カ所で、10メートル四方のごみを収集。発生源の特定につながりそうな文字が書かれたごみを探した。製造元が分かるプラスチックカゴなどが見つかり、使用されていた場所を今後調査する。
千葉准教授は、友ケ島の漂着ごみの一部は大阪府から流れてきていると考え、調査に乗り出したという。「ごみの発生源を特定して、対策を考えるためにデータを集めていきたい」としている。また、ごみは漂着先の自治体が焼却しており、経済的な負担も問題点に挙げている。
友ケ島は年に約7万人の観光客が訪れる観光地。和歌山市の担当者は「調査が環境改善につながってほしい」と期待する。【後藤奈緒】