京アニ負傷者、20~30代8割 放火殺人で今も7人入院

京都アニメーション放火殺人事件で、京都府警は6日、当時スタジオ内にいた負傷者ら35人の年齢や性別などを公表した。35人のうち34人が重軽傷を負い、現在も7人が入院している。負傷者の8割弱が20~30代だった。
府警によると、35人は21~53歳の男女でいずれも京アニ社員。うち4人が現在も重体で、25人がやけどや骨折などの重傷、5人が軽傷を負った。20代が15人、30代が11人、40代が6人、50代が2人。1階にいた40代男性1人はけががなかった。
捜査関係者によると、青葉真司容疑者(41)は皮膚移植手術などを繰り返し、命に別条がない状態にまで回復した。