大学入試センターは15日、2021年1月の大学入学共通テストの英語試験を予定通り実施すると発表した。「読む」と「聞く」の2技能を測るため、リーディング(100点)、リスニング(同)をマークシート式で出題する。
センターは今年6月、英語の問題作成方針などを公表。この中で、導入が見送られた「読む・聞く・話す・書く」の4技能を測る民間試験の活用を前提に、発音や語句整序などを単独で問う問題は出さないとしていた。配点も、センター試験の筆記(200点)とリスニング(50点)から均等に変更した。
記者会見したセンターの白井俊試験・研究統括補佐官は、50万人規模の共通テストで「話す」などの技能は評価できず、見送りを受けた作問の変更は非常に困難と説明。共通テストでは、4年目まで英語のマークシート式問題が出される予定だが、白井氏は個人的見解とした上で、22年も同様の出題形式になるとの見通しを示した。
萩生田光一文部科学相が今月1日、民間試験の導入見送りを発表したことを受け、センターは共通テストの出題方式を検討していた。白井氏は「学習指導要領が求める4技能をバランスよく育成する結論に行き着いた」と述べ、4技能を測る必要性を強調した。