漫画家の松本零士氏、伊トリノの病院に緊急搬送 脳卒中疑いで

『銀河鉄道999』や『宇宙戦艦ヤマト』などで有名な漫画家の松本零士氏が、イタリアのトリノで開催されていたイベントで突然倒れ、モリネット病院に救急搬送された。
イタリアの複数のメディアが現地の15日午後、人気SF漫画家の松本零士氏(本名:松本晟)さんがトリノで倒れ、モリネット病院に運ばれたことを報じている。
松本氏は、自身の作品がイタリアにも紹介されて40年になることを記念した4日間にわたるイベントに出席するため、14日からトリノ入りしていた。
滞在先のホテルで行われたそのイベントではイタリアのファンに向けたスピーチがあったが、松本氏が体調不良を訴え、手足のしびれや言葉のろれつが回らないという症状が出てきたことからスタッフにより救急車が要請された。
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松本氏は福岡県久留米市出身で、81歳。1954年、高校生のときに投稿した作品で漫画家デビューした。『銀河鉄道999』や『宇宙戦艦ヤマト』などのSF作品が人気を集め、「キャプテン・ハーロックの父」とも呼ばれて世界各地に根強いファンを持つ。
残念ながら、その夜にシネマ・マッシモでの上映が予定されていたアニメ映画『Galaxy Express 999 The Movie(邦題:銀河鉄道999)』をはじめ、すべてのスケジュールがキャンセルとなった。脳卒中の疑いがあり、容体は大変重いという。
国内外で評価が高い松本氏は、これまで旭日小綬章、紫綬褒章、フランス芸術文化勲章シュバリエ受章ほか、多数の名誉な賞に輝いている。
作風にも表れている通り宇宙への憧れが誰よりも強く、「片道でもいいから俺を宇宙に行かせてくれ」と発言したことは有名。民間人による宇宙飛行の第1号になりたいと願っていたという。
(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)