トラック運転手に禁錮4年6月=名神玉突き3人死亡事故―大津地裁

滋賀県竜王町の名神高速道路で6月、玉突き事故を起こし3人を死亡させるなどしたとして、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)罪に問われたトラック運転手池田竜也被告(33)の判決が20日、大津地裁であり、斎藤隆広裁判官は禁錮4年6月(求刑禁錮6年)を言い渡した。
池田被告は起訴内容を認めていた。斎藤裁判官は「眠気を自覚した後、休憩を取る場所があったのに、もう少し大丈夫だろうなどと安易に考えて運転を継続した」と指摘。「職業運転手であることも踏まえると過失は大きい」と述べた。