高齢ドライバー相談、#8080へ=全国共通ダイヤル―警察庁

警察庁は21日、自動車などの運転に不安を覚える高齢者らが相談しやすくするため、都道府県警の相談電話につながる全国共通の短縮ダイヤル「#8080」(ハレバレ)の運用を22日から始めると発表した。
運転に関する電話や面会による相談は近年、増加傾向にあり、昨年は11万5245件に上った。高齢ドライバーの事故が多発し、家族からの相談が増えていることなどから、警察庁は相談窓口の周知と利便性の向上を図る考えだ。
短縮ダイヤルにかけると、発信場所を管轄する都道府県警の相談窓口につながる。従来の電話番号も引き続き利用できる。受け付けは原則として平日の日中で、通話料は利用者の負担となる。
[時事通信社]