ローマ教皇「平和の巡礼者」と記帳 広島訪問メッセージ公開

広島市中区の広島平和記念公園で24日開かれた「平和のための集い」で、フランシスコ・ローマ教皇が記帳したメッセージが報道各社に公開された。自身を「平和の巡礼者」と表現し、訪問の理由を記している。市はこのメッセージを公開する方向で調整している。
集いの冒頭、原爆慰霊碑の前に設けられた記帳台で眼鏡を取り出し、英語でメッセージを記していた。広島を訪ねた理由については「あの悲惨な日に、傷と死を被った全ての人との連帯をもって悼むため」と書いている。
教皇は24日、カトリックの最高指導者としては1981年のヨハネ・パウロ2世以来38年ぶりに長崎、広島の両被爆地を訪問していた。【小山美砂】

メッセージ全文の和訳は次の通り。
私は平和の巡礼者として、この地の歴史の中にあるあの悲惨な日に、傷と死を被った全ての人との連帯をもって悼むために参りました。命の神が、(私たちの)心を、平和と、和解と、兄弟愛へと変えてくださるよう祈ります 2019年11月24日 フランシスコ