小6、走り高跳びで左目失明…担任ら手作りの支柱に当たる

神奈川県真鶴町教育委員会は26日、町立まなづる小学校の6年の男児(12)が、体育の授業中に走り高跳びの支柱が左目に当たり、失明する事故が起きたと発表した。支柱は担任の男性教諭らが、園芸用の棒などで自作したものだった。
町教委によると、男児は7日午後3時頃、体育館で走り高跳びのバーをつなぐ支柱を他の児童と2人で支えていたところ、支柱が左目に当たり、出血して救急搬送されたという。
授業には児童約40人が参加していたが、事故を見た児童はおらず、町教委で状況を調査している。男児は13日に退院し、19日に登校を再開した。
高跳びの用具は担任教諭らの手作りで、園芸用の棒(長さ1メートル50、直径1センチ)2本の間に、バーに見立てた手芸用のゴムひも(長さ約90センチ)を約30センチの高さで結んでいた。授業では計六つの用具を利用していたが、四つは手作りだった。
町教委は26日、記者会見を開き、牧岡努・教育長は「取り返しのつかない事故を起こし、児童と保護者につらい思いをさせて大変申し訳ない」と謝罪。同小の浜口勝己校長は「自作教材の安全確認が不十分だった。全て学校側に責任がある」と述べた。