ツイッターで家出を希望する投稿をしていた兵庫県の女子中学生を約2カ月、借家に誘拐したとして、埼玉県警浦和署は27日、同県本庄市の不動産業、阪上裕明容疑者(37)を未成年者誘拐容疑で逮捕した。阪上容疑者は同様の手口で県内の別の女子中学生を誘拐したとして同容疑で逮捕、起訴されている。
逮捕容疑は8月28日~10月29日、兵庫県の女子中学生を自身が管理する本庄市内の借家に住まわせるなどして誘拐したとしている。少女はツイッター上に家出を希望する投稿をしており、阪上容疑者は利用者同士が非公開でやりとりできる「ダイレクトメッセージ」で「埼玉においで、勉強するなら養ってあげる」と誘い込んだという。阪上容疑者は容疑を認め、「将来的に自分の経営する会社の従業員にしたかった」と話しているという。女子中学生にけがはなく、借家で不動産業などについての勉強をしていたという。
起訴状によると、阪上容疑者は9月16~17日、家出を希望する埼玉県内の中学生に「同じ年の子が居候しているから相談にのるよ。生活費は出してあげるから生活を心配することはない」などと送信。9月17日ごろから10月29日まで同じ借家に誘拐したとされる。
借家は阪上容疑者の自宅とは別で、少女2人を住まわせていた。
9月に埼玉県内の女子中学生の父親が浦和署に相談。ツイッターのやり取りなどから本庄市の借家が判明し、10月29日に借家に浦和署員が訪れ、少女2人を発見した。【中川友希】