愛知県内の東名高速道路で9月、乗用車が後続のワゴン車にあおられ、エアガンで撃たれた事件で、名古屋区検は27日、兵庫県尼崎市、被告の無職男(40)(覚醒剤取締法違反で起訴)を道路交通法違反(道路での禁止行為)で名古屋簡裁に略式起訴し、簡裁は罰金5万円の略式命令を出した。
名古屋地検によると、男は9月8日午前7時頃、愛知県日進市の東名高速上り線で、走行中の車の運転席窓から、前を走る車に向けて、エアガンでBB弾5発を発射したとしている。道交法では、道路で人や車などを傷つける恐れのある物の発射行為を禁じている。
男は覚醒剤使用のほか、エアガン発射で車を傷つけたり、横浜市内で車1台を盗んだりした疑いで計3回逮捕されたが、同地検は器物損壊容疑と窃盗容疑は不起訴とした。地検は理由を明らかにしていないが、捜査関係者によると、器物損壊容疑については被害者側と示談が成立していたという。