千葉エコ・エネルギー、稼働済みソーラーシェアリングの相談サービスを開始

事業の安定した運営をサポート千葉エコ・エネルギー株式会社は、2019年11月26日、稼働済みソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)事業の相談サービスを開始したと発表した。

同社は、ソーラーシェアリングのスペシャリスト。同サービスは、同社が保有する事例研究などに関する知見を活かし、事業の安定した運営をサポートすべく提供される。

事業に関する情報は今なお不足しているソーラーシェアリングは、2013年に農林水産省によって転用許可制度が開始された。以来、稼働事例は増加し続け、2018年度末の時点では全国約2000件に達している。

千葉大学発の環境・エネルギー系ベンチャー企業である千葉エコ・エネルギーも、ソーラーシェアリングに関する取り組みを推進。この取り組みは、農林水産省の優良事例として取り上げられた実績も持つ。また、共同研究や業界団体との関わりの中で、多くの知見も獲得している。

同社はソーラーシェアリングの現状について、事業に関する情報は今なお不足していると判断。この課題を解決すべく、同サービスの提供開始に至った。

『小田原かなごてファーム』の再建を支援千葉エコ・エネルギーの同サービスは、『小田原かなごてファーム』の再建支援などの実績も既に持つ。『小田原かなごてファーム』は、2018年9月の台風24号によりソーラーシェアリング設備が倒壊。同社は、第三者として倒壊原因を追及すると共に、再建のための専用架台を提供している。

同サービスにより同社は、長期事業であるソーラーシェアリングを安定的に運営するためのパートナー企業となることを目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)