破魔矢作り大詰め、みこらが一本一本手作り 鎌倉・鶴岡八幡宮

神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮で、初詣に訪れた人が縁起物として買い求める破魔矢作りが大詰めを迎えている。上宮神楽殿で、みこらが一本一本手作りする奉製(ほうせい)が公開された。
鶴岡八幡宮は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の祖先・源頼義(よりよし)が平安時代後期の「前九年の役」の平定にご加護があったとして、鎌倉市の由比ケ浜辺に八幡大神をまつったのが始まりとされる。その際、神宝として奉納されたのが「黒漆矢(くろうるしのや)」(国宝)で、これが現在の破魔矢の原点だという。
破魔矢は長さが60センチと94センチの2種類で、それぞれ20万本、4万5000本が作られる。作業は毎年2月の節分明けから始まり、年末まで続く。【因幡健悦】