師走の土曜の夜をイルミネーションと露店で楽しむ「クリスマスマーケット」が秋田県小坂町の明治百年通りで始まった。ドイツの伝統行事にちなんだイベントで、21日までの各土曜、午後5時~7時半に開催される。
町によると、1873(明治6)年3月にキリスト教禁止令が廃止されたのに伴い、小坂鉱山のドイツ人技師が同12月、地域住民とともにクリスマスを祝った。これが明治以降では国内で初めて日本の人たちがクリスマスを祝ったケースとされている。
イベントは、国指定重要文化財である小坂鉱山事務所を管理運営する会社などでつくる実行委員会が、鉱山事務所や天使館などが建ち並ぶ明治百年通りで2013年から開催。周辺が約4万球のイルミネーションで彩られ、露店では特産のワインや肉料理を味わう来場者の姿が見られた。【田村彦志】