岐阜市の中学3年の男子生徒がマンションから転落死し、自宅からいじめを苦にしたメモが見つかった問題で、市教育委員会が設置した第三者委員会が5日、開かれた。生徒が死亡する前日の7月2日の休み時間、校内の男子トイレで、生徒が和式便器に頭を突っ込むような姿勢を取らされていたことを、複数の生徒が目撃したことが明らかになった。加害者は同じクラスの3人程度の男子生徒で、委員会はこの行為が主因となり死に至ったと認定した。
委員会終了後、委員長の橋本治・岐阜大講師が取材に応じた。生徒へのトイレでのいじめ行為について、これまでは伝聞による証言だったことから、11月22日の前回会合以降、改めて57人の生徒に調査。複数の目撃証言が得られたという。
橋本委員長は「死亡前日のいじめは影響が大きい。この行為と、教員間の連携がうまくいかなかったことが死亡の主因だと考える」と話した。委員会は19日に報告書をまとめる方針。【高橋龍介】