神奈川県庁のハードディスク転売=消去委託社員がネット出品―警視庁が聴取

神奈川県は6日、行政文書の管理に用いるサーバーのハードディスク(HDD)18個がインターネットオークションに出品され、全て落札されていたと発表した。データ消去を委託された業者の社員がHDDを不正に持ち出して転売していた。9個が未回収といい、黒岩祐治知事は「県民に不安を与え、深くおわびする」と陳謝した。
HDDを持ち出していたのは、情報機器再利用会社「ブロードリンク」(東京都中央区)の男性社員。同社は警視庁に被害を相談し、同庁は6日、窃盗の疑いもあるとみて、この社員から任意で事情を聴いた。
県などによると、サーバーのリース契約が終了したことに伴い、ブロード社がデータ消去を請け負った。同社はHDDに穴を開けて復元不可能にする予定だったが、社員が処理前に持ち出し、7~8月に18個が出品された。