「顔しか取り柄がない私。仕事でほめられたい」 美人過ぎる新入社員の投稿が大炎上 専門家に聞いた

「顔しか取り柄がない私。仕事でほめられたいがどうしたらいいの?」。こんな、美人であることを悩む新入社員の投稿が大炎上している。
ちょっとイヤミな悩みにも思えるが、なぜか女性たちの多くが親身にアドバイスしているのだ。「私も美人すぎて困ったが、美貌を武器に仕事した」という体験談も。働く女性と容姿の問題について、専門家に聞いた。
話題になっているのは女性向けサイト「発言小町」(2019年11月20日付)に載った「顔だけが取り柄」というタイトルの次の投稿だ。
同期を見ても皆明るく、いろいろなことに気づかいができて、仕事ができる。彼女・彼らが仕事への姿勢や優秀さで評価されているのに対し、自分に向けられる言葉はいつも「可愛いね」「美人だね」という言葉ばかりだった。
この投稿には、次のような皮肉っぽい声がいくつかあった。
ただ、こうしたイヤミな意見はごく少数派で、「美人ということだけも長所なのに、とても謙虚なのね」と好意的に受けとめて、素直にアドバイスする意見が非常に多かった。
容姿がよいこと自体、立派な取り柄だという意見も多かった。
ところで、回答者の中には「自分も美人といわれている」、あるいは「若いころは目立った」という人が多くいた。その人たちのアドバイスは、体験に基づいており、「美貌を武器に使いなさい」などと非常に具体的だ。
J-CASTニュース会社ウォッチ編集部では、女性の働き方に詳しい、主婦に特化した就労支援サービスを展開するビースタイルの調査機関「しゅふJOB総研」の川上敬太郎所長に、この「顔だけが取り柄の私、仕事で認められるにはどうしたらいい?」論争の意見を求めた。
――今回の投稿と回答者たちのさまざまな意見を読んで、率直にどんな感想を持ちましたか。
――なるほど。投稿者に対するイヤミの回答が非常に少ないことが不思議でしたが、投稿者自身の素直な人柄を伝える「能力」が影響していたわけですね。そして、本来の問題点は、どうしたら仕事ができるようになるかだったのに、容姿の問題にすり替わってしまったというわけですね。しかし、女性が仕事をするうえで男性と違う点には、容姿の問題が多少影響を与えることがあるのではないでしょうか。私が最近書いた記事では、男性はOKなのに、女性にメガネの着用を禁じる職場が非常に多いことも問題になっています。こうした働く女性と容姿の問題については、どのように考えますか?※参考リンク:「マジかぁ~、女性のメガネ禁止の職場がこんなに多いなんて!『見栄えが悪い』『お客に失礼』って……」(J-CAST会社ウォッチ 2019年11月10日付)
――回答者の中には、「自分も美人で目立った」という人がけっこう多く、「美貌を武器に使って仕事をしなさい」というアドバイスがあります。こうした意見については、どう思いますか。
――自分も美人だといわれたという回答者の中には、仕事で成果を出しても「美人は得」と揶揄されて悔しい思いをした人が多いです。銀座のママや優秀な保険セールスウーマンには美人が少ないという説もあります。また、「美人過ぎる市会議員」などが話題になり、「美人過ぎる」ことが返って仕事面でマイナスになるという見方もあります。ある意味、投稿者の悩みも「美人過ぎる」ことからきているのかもしれませんが、こうした見方についてはどう思いますか。
――なるほど。最後に投稿者に川上さんなら、どうアドバイスしますか。また、今回の「働く女性と容姿の問題」について、とくに強調しておきたいことはありますか。
(福田和郎)