埼玉県草加市名産の煎餅業者30社でつくる「草加せんべい振興協議会」(豊田重治会長)は、キリンビール(本社・東京)と「一番搾りに一番合うせんべい」を共同開発し、先月下旬から市内で販売を始めた。
同協議会は、国内外に市場を広げようと、国際博覧会への出品や煎餅によるモザイクアートでのギネス記録挑戦に取り組んでいる。今回、東京五輪で増加が見込まれる外国人旅行客(インバウンド)に向け「お茶だけでなくビールに合う煎餅を」と発案した。
5月からキリンビールの開発部門と試作を重ね、県産米の煎餅生地に、くん製しょうゆをベースにローストしたアーモンドと昆布をまぶした商品を開発。「KANPAI!SENBEI!」と名付け、パッケージに「一番搾り」のロゴも入れた。
同協議会のメンバーらは11月に浅井昌志草加市長を表敬訪問。市長は「新商品が注目を集め、販路拡大につながってほしい」と望んだ。1枚150円。草加市内の「いけだ屋」「大馬屋」などの煎餅店で小売りし、居酒屋やバーでおつまみとして提供している。問い合わせは同協議会(048・922・3477)。【武田良敬】