「乳幼児揺さぶられ症候群」か 8カ月次女が意識不明、父を傷害容疑で逮捕

生後8カ月(当時)だった次女に暴行を加えて大けがをさせたとして、高知県警高知東署は8日、高知市薊野北町の会社員、山下真司容疑者(34)を傷害容疑で逮捕した。次女は意識不明のまま現在も入院しており、複数の医師が「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)」の可能性が高いとの見解を示しているという。
逮捕容疑は、2月19日午後7時半ごろから翌20日午前0時ごろまでの間に、自宅で次女に暴行を加え、急性硬膜下血腫などの重傷を負わせたとしている。山下容疑者は「故意にやったわけではない」と供述しているという。
一家は山下容疑者、20代後半の妻、長女(5)、次女の4人暮らし。事件当時、妻は仕事で外出しており、長女は就寝中だった。山下容疑者が2月20日午前0時10分過ぎに「子供の様子がおかしい」と119番し、搬送先の病院が高知東署に通報した。
高知東署などによると次女には他に目立った外傷はなく、ネグレクト(育児放棄)を疑わせる兆候なども見つかっていない。長女に対する虐待も確認されておらず、2人の子供について事件までに児童相談所への相談や通報などはなかったという。【松原由佳、北村栞】