「ガイナックス」巻智博社長、準強制わいせつ容疑で逮捕 「俺、エヴァの社長」と地下アイドルをナンパ…関係者「とにかく若い子ばかり狙っていた」

アニメ制作会社「ガイナックス」(東京)の社長という立場を利用して、10代女性の裸の写真を撮影したとして準強制わいせつ容疑で逮捕された同社社長、巻智博容疑者(50)。若い女性ばかりをターゲットにナンパを繰り返していた噴飯ものの男だという。
巻容疑者は今年2月6~23日まで計4回にわたり、足立区の自宅マンションで、10代の女性を「芸能人として写真を撮られるための訓練」と言いくるめ、女性の上半身を裸に、下半身は下着1枚にさせて写真を撮影。さらに「マッサージをしたほうがいい」などとして体を触った疑い。巻容疑者は「お願いされて写真を撮った」と容疑を否認している。
巻容疑者は当時、ガイナックスでは営業を担当する一方、アニメ声優養成プロダクションの代表を務めていた。多額の負債を抱えて休眠状態だったが、自宅マンションを「女子寮」と称し、被害女性とも専属契約を結んで同居。女性には「エヴァンゲリオンの制作に携わった」とも説明していたという。
芸能界に憧れる少女を毒牙にかけた巻容疑者とはどのような人物か。
「彼はこの秋にガイナックスの社長になったばかり。実際は、アイドルばかり狙ってナンパすることで、業界では有名でしたよ」と眉をひそめるのは巻容疑者を知る芸能関係者。
「とにかく若い子ばかり狙っていました。地域FMに出演した地下アイドルを出待ちして声をかけるんです。小太りの中年男が声をかけてきたら、当然女の子もけげんな表情ですよ。そこで『俺、エヴァの社長』と切り出す。そうすると、女の子の対応が一変するんです。アニメ制作会社の社長なら声優になるチャンスもあるかもしれないって思うのは当然ですよね」と続ける。
事件当時、巻容疑者が代表だったアニメ声優養成プロダクションのオーディション要綱も、申し込みに必要なのは全身写真と上半身の写真だけだったという。巻容疑者は自身を「どきんちょ」の愛称で呼び、名刺にも「世界のどきんちょ」と刷られていたという。
ガイナックスは1984年に設立。かつて在籍した映画監督、庵野秀明氏(59)が手掛けた「新世紀エヴァンゲリオン」が90年代に爆発的なブームを呼んだが、庵野氏は2007年に退社。
さらに巻容疑者の逮捕を受けて、現在、庵野氏が代表を務めるアニメ制作会社「カラー」は、ガイナックスが現在「エヴァンゲリオン」関連の権利を一切保有していないと自社のホームページで主張する事態に。
ガイナックスに対して貸付金の返還を求めており、現在も係争中であることも明かした。