大阪地検岸和田支部(大阪府岸和田市)が収容予定だった女が乗用車で逃走した事件で、逃げた後に身柄を確保された際に覚醒剤を所持していたとして、大阪府警が野口公栄(きみえ)被告(49)=傷害などの罪で起訴=を覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで再逮捕していたことが、捜査関係者への取材で判明した。
容疑は11月1日、大阪市内で覚醒剤0・057グラムを所持したとしている。今月4日に再逮捕された。
野口容疑者は無免許運転で子供をはねて逃げたとして逮捕・起訴されたが、今年3月の保釈後はほとんど公判に出廷せず、保釈が取り消された。
10月30日に岸和田支部へ出頭したが、「荷物を取りに行きたい」などと伝えて車で逃走。2日後の11月1日、同府和泉市内で身柄を確保され、移送先の大阪市内の留置施設で身体検査した際に覚醒剤が見つかった。
野口容疑者は息子の仁被告(30)が運転する車で逃走する際、制止しようとした検察事務官をはねたとして、傷害と公務執行妨害の疑いで仁被告とともに逮捕・起訴された。府警は仁被告も覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで再逮捕している。【藤河匠、加藤栄】