五輪観戦、不参加校が相次ぐ 低学年中心に暑さ懸念

2020年東京五輪・パラリンピックで東京都教育委員会が都内の学校向けに企画している観戦機会の提供について、暑さによる体調不良を懸念して低学年を中心に不参加を決める小学校が相次ぎ、集計可能な2~6年生の参加率が約83%にとどまっていることが13日、分かった。
都教委が同日、都議会の委員会に提出した資料によると、20年度に2~6年生として都内の公立小に在籍する見込みの約48万6千人のうち、観戦を予定しているのは8月末時点で約40万5千人だった。
学年別の参加率は5、6年生がほぼ100%だが、3、4年生は7~8割、2年生は約66%だった。