インフル患者「12月に入って急増」全国32万人超 今季100万人まで間近

国立感染症研究所は13日、全国のインフルエンザ患者数は最近1週間(49週)で32万5000人に増えたと発表した。医療機関1カ所あたりを受診した患者は、北海道や青森県など北日本を中心に急増している。
最新報告によると、今月2日から8日までの1週間に、全国5000カ所の定点医療機関を受診した患者数は4万7200人。これを1箇所あたりの患者数に換算すると、前週から4人増えて9.52人となった。
定点医療機関から報告されたデータを元に全国の患者数を推計すると約32万5000人となり、前週に比べて7割以上多い。
都道府県別に見ると、定点医療機関あたりの患者数が最も多いのは、前週に引き続き▽北海道で25.11人、次いで▽青森県(21.88人)、▽富山県(19.31人)、▽宮城県(19.03人)、▽山口県(15.84人)となって、46都道府県で患者数が増加している。
保健所あたりの患者数が警報レベルを超えているのは、1道6県、注意報レベルを超えているのは、東京都、大阪府、京都府を含む35県だ。
年代別では、▽5~9歳が約9.8万人、▽10~14歳が約6.4万人、▽0~4歳が約4万人と十代以下の子供を中心に多い。
今シーズンに入ってからこれまでの累積患者数は約97万4000人と推計されていて、今年中に100万人を超えるのは必至だ。過去10年と比べてると、大流行した2009年に次いで、かなり早いペースで流行が始まっている。
直近5週間に検出されたウイルス型では、最も多いのが2009年に流行した新型のAH1pdm09(95%)、次いでA香港型(4%)、B型(2%)の順になっている。