浜松の私立保育園で保育士ら18人一斉退職 「園長らからパワハラやマタハラ」

静岡県浜松市西区雄踏2の私立認可保育園「メロディー保育園」(高部志保子園長)で、園長らにハラスメント行為があったとして保育士ら18人が一斉に退職届を提出したことが、市などへの取材で判明した。全員が今月28日付で退職する意向を示している。市幼児教育・保育課は同園に対し、園児・保護者に支障を与えないよう今後の運営体制などを16日までに回答するよう求めている。
同課などによると、同保育園は2005年に認可外保育施設として設立、15年に認可保育園になった。現在は0~5歳児約140人が利用しており、職員約40人のうち約25人が保育士という。このうち保育士17人と栄養士1人が11日付で退職届を提出した。園と18人は双方が弁護士を立てて、今後の対応について話し合っているという。
18人が11日付で保護者宛てに出した手紙は、「子供や保護者の前で指導や罵倒される」「妊娠中の保育士が体調不良で欠勤していることに対して、会議の場でつわりは病気じゃないから休むのはおかしいと批判する」などと記載。園長、副園長(専務)にパワーハラスメントやマタニティーハラスメントがあったとしている。
毎日新聞の取材に対し高部園長は「退職届を重く受け止めている。私のいたらなさ、未熟さもあったと思うので、一つ一つの事実について反論するつもりはなく、受け止めていくしかない。園児・保護者が一番困ると思うので、全員に残ってもらいたい」と話した。【福沢光一】