大麻の栽培用に使われると知りながら照明器具などを売ったとして、近畿厚生局麻薬取締部と兵庫県警の合同捜査本部は16日、園芸器具業者「グロウワークス」(神戸市兵庫区)の社長、石田祐樹容疑者(44)=神戸市兵庫区=と従業員の男2人を大麻取締法違反(栽培ほう助)の疑いで逮捕したと発表した。約5年間で1億円以上を売り上げたとみて調べている。同本部は16日、同社から押収した器具など約2500点の一部を公開した。
逮捕容疑は、共謀の上で2015年ごろから今年にかけ、愛知、福岡、愛媛県に住む30~40代の男性3人=いずれも大麻取締法違反の罪で有罪判決=に対し、照明器具や肥料などを販売したとしている。捜査本部は3容疑者の認否を明らかにしていない。
捜査本部によると、グロウワークスはカナダや米国から器具を仕入れ、インターネットのホームページなどで宣伝していた。同社から器具を購入していたとみられる数十人を大麻取締法違反容疑で逮捕しており、3容疑者は肥料を与える時期など栽培方法も教えていたという。【黒詰拓也】