札幌ガス爆発 隣接住民30人が「アパマン北海道」に損賠提訴

昨年12月に札幌市豊平区で起き、46人が重軽傷を負ったガス爆発事故から丸1年となる16日、発生元とされる不動産仲介業者「アパマンショップ平岸駅前店」に隣接するマンションの住民11世帯30人が、同店を運営する「アパマンショップリーシング北海道」を相手取り、計約5000万円の損害賠償を求める集団訴訟を札幌地裁に起こした。
訴状によると、住民は、爆発を経験したことによる不眠症や、窓ガラスが割れた居室で一冬を過ごすことを強いられるなどの精神的苦痛、居室の一部が使えないなどの経済的損失を受けたとしている。請求額は1人当たり63万~221万円。
提訴後、記者会見した原告の50代の女性は「つらく長い1年。会社は誠意ある対応をしてほしい」と訴えた。親会社の「APAMAN」は「一切コメントを差し控える」とコメントした。
道警は2日、店内で消臭スプレー缶数十本を噴射して可燃性ガスを充満させた後、瞬間湯沸かし器を使い、爆発を起こしたとして、元店長の男性(34)を重過失傷害と重過失激発物破裂の疑いで書類送検している。【山下智恵、高橋由衣】