高橋英樹さんの内蔵助再び=兵庫県赤穂市〔地域〕

兵庫県赤穂市で、忠臣蔵の四十七士が吉良邸への討ち入りを果たした12月14日、第116回「赤穂義士祭」が開催された。大団円の義士行列には、昨年に続き俳優の高橋英樹さんが大石内蔵助役で参加。高橋さんは赤穂城跡を出発し、元禄絵巻をほうふつとさせる姿で、市の中心部を力強く練り歩いた。
忠臣蔵にゆかりの深い同市で、義士祭は1年を通して最大のイベント。メインのパレードでは、忠臣蔵の名場面を再現した山車(だし)や大名行列などが通り抜けた後、大手門から陣太鼓を鳴り響かせ、陣羽織をまとった行列が姿を現した。
高橋さんは、義士に扮(ふん)した市民らを従え、神妙な面持ちで太鼓をたたきながらゆっくりと歩みを進めていく。約10万8000人が詰めかけた沿道から「英樹」と黄色い声援が飛ぶと、高橋さんは笑顔で応答。最後は四十七士全員で「えいえいおー」と勝どきを上げ締めくくった。
パレードを終えた高橋さんは、「内蔵助をやれるというのは役者みょうりに尽きる」と語り、「75歳でこのパレードはきついです。でも頑張ってやりました」と笑顔で話した。