昼下がりの住宅、突き上げるような衝撃…軽と衝突後の逆走トラック突入

16日午後2時頃、山口県周南市

戸田
( へた ) の国道2号上り線で、逆走した中型トラックが、対向の軽乗用車とワゴン車に衝突した後、道路脇の住宅に突っ込んだ。軽乗用車の男女2人が全身を強く打って死亡し、ワゴン車の男性2人も胸の骨を折るなどした。
県警周南署の発表では、死亡したのは同県防府市高倉1、河村良雄さん(87)と妻の幸子さん(81)。
同署はトラックを運転していた同県柳井市、会社員の男(51)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。「事故を起こし、けがをさせたことは間違いない」と供述しているという。同署は容疑を過失運転致死に切り替え、逆走した経緯などを調べる。男にけがはなかった。
現場は中央分離帯のある片側2車線の直線。トラックが突っ込んだ住宅の男性によると、事故当時、2階に男性、1階に母親の計2人がいた。トラックは1階の台所に突っ込んだが、母親は別の部屋にいて2人とも無事だった。男性は「『ドーン』という大きな音とともに突き上げるような衝撃を受けた。ひょっとしたらと思うと恐ろしい」と話した。