西村氏「微力ながら全力尽くしたい」=宮内庁の新旧長官が会見

17日付で宮内庁長官に就任した西村泰彦氏(64)と、前任の山本信一郎氏(69)が同日、庁舎内で記者会見に臨んだ。西村氏は「責任の重さに改めて身の引き締まる思いだ。皇室をお支えする宮内庁の責任者として、微力ながら全力を尽くしたい」と抱負を述べた。
西村氏は今後の課題として、天皇、皇后両陛下をはじめとする皇族方の健康と体調の維持を挙げ、医師団と連携して公務などの日程調整に当たる考えを示した。皇位の安定的な継承については「政府が検討を進める過程で、可能な限り協力していきたい」と述べるにとどめた。
これに先立ち会見した山本氏は「200年ぶりのご譲位によるお代替わりを支えさせていただいたことは大変光栄だった。2代の両陛下にお仕えできたのは本当に幸せだった」と振り返った。
次長、長官として7年半皇室を支えてきた。一連の代替わり行事が終了したことを「一つの良い節目と判断した」と退任を決めた理由を明かし、「力の限りを尽くした。今は安堵(あんど)感の方が強いというのが正直な気持ち」と語った。