【北京時事】河野太郎防衛相は18日、中国の魏鳳和国務委員兼国防相と北京で会談し、中国の公船や軍用機が沖縄県・尖閣諸島周辺で頻繁に活動していることについて「強い懸念を持っている」と表明した。河野氏は「一つ一つ懸案を解決していくことが重要だ。中国側の前向きな対応を期待している」と述べた。
河野氏は来春の習近平国家主席の国賓来日に対し自民党内から反対意見が出ていることを踏まえ、「良好な環境をつくる必要がある。中国側に相当な努力をしてもらわないといけない」と強調し、尖閣問題などで善処するよう強く求めた。
防衛相の訪中は2009年3月の浜田靖一氏以来。双方は偶発的な衝突を避けるためのホットラインの早期開設を目指すことを確認した。中国側によると、魏氏は「立場の違いを適切に管理し、安定的な両国関係の発展を願っている」と語った。
[時事通信社]