謹慎明けのムーディ勝山「詐欺被害を右から左へ受け流して」 滋賀県警防止隊長に就任

事務所を通さない「闇営業」で振り込め詐欺グループの忘年会に出席し、金銭を受け取っていたとして所属する吉本興業から一時、謹慎処分を受けていた滋賀県草津市出身の芸人、ムーディ勝山さん(39)が18日、県警の「特殊詐欺被害防止キャラバン隊長」に任命された。同市のイオンモール草津であった任命式で、ムーディ勝山さんは「自分たちもそういう体験をしたから、被害を減らしたいと考えた」と語り、得意のネタで「詐欺被害を『右から左へ受け流し』て」と笑いを取った。
式後には、隊員に任命された「滋賀県住みます芸人」を掲げるお笑いコンビ「ファミリーレストラン」の2人とトークショーに臨んだ。ファミリーレストランのしもばやしさんは母親に電話する際、最初に必ず下の名前を述べるようにしているという対策を紹介。謹慎中の話になると、ムーディ勝山さんは同じく謹慎をしていた芸人たちと、被害防止のコントを各地で披露していたことを明かした。
トークショー終了後、3人はムーディ勝山さんのメッセージが書かれた防犯チラシなどを買い物客らに手渡した。ムーディ勝山さんは「相手は、だますことだけを考えているプロ。チラシを電話のあるところに貼ってもらい、詐欺電話を『受け流して』」と訴えた。【諸隈美紗稀】